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ハレルヤ・ライフ-Hallelujah Life-

難病と聖書

2020年8月に安倍首相が突然辞任を発表され、内外に大きな波紋を呼びました。
潰瘍性大腸炎という難病が再発したという理由でした。

女優の高橋メアリージュンさんも同じ病気にかかりその辛さ、痛さを
ネットに書かれていましたが、体験した者しか分からない苦しみだということです。

この潰瘍性大腸炎という病気は原因不明の難病ということで、国の指定を受けた難病です。
原因不明の病気で苦しんでいる多くの方々が全国に、また全世界にたくさんおられると思いますが、
「難病」とは、発病の原因が明確ではないために治療方法が確立しておらず、
『長期の療養を必要とする希少な疾患』と定義されています。

聖書をを見ますと、昔も難病は存在していたという事がわかります。
例えば最も多いと思われる病気はいわゆる癩病です。

聖書では今は「ツアラート」と書かれています。

医学用語では1873年にらい菌を発見したノルウエーの医師、
アルマウエル・ハンセンに因んで、ハンセン病と呼ばれています。

らい菌は皮膚の内寄生および末梢神経細胞内寄生によって引き起こされる感染症。

その当時、らい病は死の病と言われ、家族からも地域からも遠く離れた場所で
たった一人で生きなければならない悲惨な病気でした。

日本でもついこの前まではこの病気にかかった人は隔離され、人に感染する病気だという誤った認識から多くの患者が精神的、肉体的苦痛を強いられ、社会的差別を受けた歴史があります。
聖書のさまざまな例によれば、古代においてらい病は反逆と不従順から来た事が書かれています。モーセの姉、ミリアムがその例です。
※現代において、いわゆる癩病に犯された方がそのような人たちがそのような人たちというわけではありません。

(マタイ8:2-4) 
ある日、イエスのもとに一人のらい病の人が来て、ひれ伏して言った。
「主よ。お心一つで、私をきよめることがおできになります。」
イエスは手を伸ばして、彼にさわり「わたしの心だ。きよくなれ。」と言われた。
すると、すぐに彼のらい病はきよめられた。

(マルコ5:25-34)には、十二年間婦人病(長血)を患っていた女性がいた。
この人は多くの医者からひどい目に会わされ、自分の持ち物を使い果たしてしまったが、何のかいもなく、かえって悪くなる一方であった。

彼女はイエスのことを耳にして、群衆の中に紛れ込み、後ろからイエスの着物にさわった。お着物にさわることでもできれば、きっと直ると考えていた。
すると、すぐに、血の源がかれて、ひどい痛みが直ったことを体に感じた。
イエスはそれと気づいて誰がわたしの着物にさわったか、と言われた。

その人を捜して叱ろうとしたのではなかったが、女は恐れおののきながら自分がさわったことを告白した。

そこでイエスは「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです。
安心して帰りなさい。病気にかからず。すこやかでいなさい。」と言われ、女は十二年間、原因不明の病気から解放され、さらに心も解放されて自由にされました。

今、日本において癩病患者はほぼないようです。
しかし、そのほかの難病と言われる病気は次から次へと発生しています。

日本においては医療の発達と社会保険制度の充実で難病指定されている人でも安価に治療を受けることは出来るようになってきています。しかし、薬が開発されたとしてもそれで治るわけではないでしょう。
現実に、私の周りでも難病にかかって苦しんでおられる方がいます。

研究が進めば不可能だった治療法が発見される可能性もありますが、

●なぜ人間は病気にかかるのでしょうか。

第一に挙げられるのは「罪」です。

病いに犯されることは、死に繋がることです。病気を放っておけばやがて死ぬでしょう。ローマ人への手紙には、「罪から来る報酬は死である。」と書かれています。「死」は罪から来るものです。報酬は、人の働きに基づいて支払われるものです。

神の目に、すべての人は罪人です。人の営みは常に罪に傾きやすく、神が望んでいる事から遠く離れているのです。神を神として信じないこと、それを神は罪だと言われるのです。罪によって受ける報酬は死です。

ここで言う「死」は肉体の死のことを言っていますが、実際私たちは、毎日死にまき込まれた人生を送っています。
この地上に生きる私たちは悪魔の支配下に置かれ、日々、私たちは彼らの3つの働きである「盗み・殺し・滅ぼす」ことのターゲットにされているのです。

イエス・キリストがこの地上に来られた目的は、「悪魔の仕業を打ちこわすため」でした。それが愛する子どもを、滅びから救おうとする神の愛でした。

アダムが罪を犯し、神から離れたため人類にのろいが入り込みました。
死ののろい、病いののろい、貧乏ののろいなどをイエス様は十字架でことごとく打ち砕いてくださいました。
彼を信じる者は、これらののろいから、解放されることができるのです。

「真理はあなたがたを自由にする」のです。
もし、あなたがまだイエス様を信じていないなら、本当は不自由な、束縛された、本当の自分ではない自分とされているということを知って下さい。
あなたは今日、生まれ変わることができるのです。

今まで犯してしまった罪がすべて許され、イエス様とともに歩む新しい人生です。

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