福音が備えた祝福　「聖めに関する福音の視点」

1・「神の愛の啓示」という福音・・・神様の無条件の愛の素晴らしさを知る。
2・「神の御子の啓示」という福音・・・イエス様の正体の素晴らしさを知る。
3・「神の義の啓示」という福音・・・無償の賜物の素晴らしさを知る。

1・聖めに関する福音の視点
「福音とは神の力」であって、福音に関するすべては神様が成し遂げてくださるということです。

彼らの目を開いて、暗闇から光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、
イエスを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、
聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためです。　
使徒 26:18

しかし今は、あなたは罪から解放されて神の奴隷となり、聖さに至る実を得たのです。　　　　
御子は神の栄光の輝き、また神の本質の完全な現れであり、罪のきよめを成し遂げて、
すぐれて高い所の大能者の右の座に着かれました。　　ヘブル 1:3

福音ははっきりと、私たちが聖められていることについては
「すでに御子イエスが成し遂げてくださり、完了してくださった」と教えています。

イエス・キリストのからだが、ただ一度ささげられたことにより、
私たちは聖なる者とされているのです。　ヘブル 10:10
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

キリストは聖なるものとされる人々を、一つのささげ物によって、
永遠に全うされたのです。　
ヘブル 10:14

憐れみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、
罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストと共に生かし、
キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の座に座らせてくださいました。
エペソ 2:4-6

●「聖め」（きよめ）とは、罪のあるものがイエス・キリストの身代わりの死によって
罪が全く無いと神によって認められる状態のことです。

一方、良く日本人が使う「清め」は自分の行動によって、
犯した罪を償うことで清められると考えるようですが、
罪を償うことは人間の行いで為せるものなのでしょうか。

●罪は自分の良い行いでなくすることは出来ない、と言うのが聖書の教えです。
「罪の支払う報酬は、死である。」と書かれています。
ローマ書 6:23

誰も罪を持たない人はいません。
だからその罪のゆえに、誰もが死をもって償わなければなりません。
それが神が定めたことです。

しかし、愛の神は人の力や努力では為し得なかった罪の赦しを、
ご自分の一人子をあなたの身代わりとして殺したことによって、
あなたは罪を完全に赦されたのです。
それが「恵み」です。

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