わたしの大好きな場所
わたしが生まれた所は、
十和田八幡平国立公園の十和田湖にほど近い所です。
国立公園入り口まで、車で約15分ほどの所に生まれ育ちました。
そこはかの有名な、明治の文人大町桂月が褒め称えた
奥入瀬渓流の始まりの地点です。
その上流が奥入瀬川の起点となる十和田湖です。
「住まば日の本、遊ばば十和田、歩けゃ奥入瀬三里半。」と詠いました。
国立公園の始まりは焼山と言う所です。
ここはかつて高度経済成長によって、日本の貧しかった
多くの家庭が中流家庭に所得水準が上がり、
観光旅行がブームになった頃に引き湯によって作られた温泉街でした。
バブルが弾けて衰退の一途を辿った温泉街でしたが
そこにリゾートホテルが建ったのは、
今から25年ぐらい前でしょうか。
上高地にある帝国ホテルを真似たと言われるログハウスのような建築、
そして大きな暖炉はあの大阪万博でシンボルタワーの「太陽の塔」の作者、
岡本太郎の作品ということでも有名になりました。
しかし長引く不況に客足が伸びず身売りされることになりましたが、
十和田・奥入瀬の未開花の資源を見込んででしょうか、
あの星○グループが買い取り、あっという間に高級リゾートホテルへと変身し、
今や多くの観光客が訪れる場所となりました。
私も仕事の関係から、ホテルの中を見る機会が多かったので、
とてもお気に入りのホテルです。
奥入瀬渓流ほど、観光客が川のすぐ側を歩いて
散策できる所は他に無いのではないでしょうか。
色々な観光地を歩きましたが、
ここより勝る景勝地は少ないと思われます。
四季折々の渓流の美しさと川の両側にそびえ立つ岩肌、
そして10を超える滝の数々。
八甲田山麓を覆う原生林の谷を縫うようにして流れる渓流は、
いつ行っても飽きることはありません。
私は、青森を訪れる方は必ず奥入瀬を案内することにしています。
自称、十和田・奥入瀬観光アンバサダーとして一役買っているつもりです。
私の友人、知人は全国にたくさんおりますが、私のガイドで半強制的に十和田・奥入瀬を
案内された方々は数え切れません。(かなり盛っていますが)
でも分かってください。普段は大人しく、よほどのことがない限り興奮することもない私が
この話しになると、途端に人が変わるのですから。
ここまで読んでくれたあなたは、よっぽど十和田・奥入瀬は
素晴らしい所なんだろうな、と思われたに違いありません。
何しろ60代前後の方々で、修学旅行で十和田を訪れたと言う方々が、
たくさんおられることに驚いています。
そして今社会の第一線から退いて、ご夫婦で思い出の十和田湖、
奥入瀬渓流を見たくなって来られた方が多くいらっしゃいました。
とにかく、一度来られたらリピート間違いなしですW
この十和田湖と奥入瀬渓流の成り立ちを、かつてブラタモリという
NHKの番組で見ましたが、ガッテン!が行きました。(年代には疑問がありますが)
私はクリスチャンとして思うことは、創造主は何という
遊び心のある方なんだということです。
私たちがこの景色を見て歓喜する以上に、実は神がもっと喜んで
この自然美を堪能しているのではないかと思うのです。
そしてここを訪れる人々がこれは自然に出来たのではなく、
誰かが意図して造られたものだとそのデザイナーの存在を
認めることを望んでいるのではないかと思うのです。
ブログをご覧のあなたも、是非一度足を運んでくださり
完璧なデザイナーと出会って下さい。
いつでも御案内いたしますよ。