恐らく多くの人は、心の中にだれにも言えない

過去の秘密があるのではないでしょうか。

その秘密は他人に絶対に知られたくない過ちや

失敗のようなものでしょう。

私も前に書いたブログで、長年心の奥底に隠していた

過去の闇をカミングアウトした時のことを書きました。

このブログをお読みくださっているあなたにも、

何かしらの過去の出来事で人に絶対に

知られたくないことがありませんか？

確かにそのことを話さなければ

だれにも知られないかも知れません。
しかし実はあなたのすべてを知っている方がいるのです。
そうです。その方こそ真の神です。

だから、その方に何もかも話すことで

今まであなたの心に暗闇をもたらしていた者から

解放され、自由にされることが出来るのです。
あなたはそのような体験をしたいと思いませんか？

旧約聖書の中でたくさんの人の失敗が書かれています。

決して良いことばかりを書いてはいません。

聖書にはたくさんの人が犯した過ちや

失敗などが包み隠さず書かれています。
例えば、ダビデと言う偉大な王様がいました。

彼はまだ少年の頃、次期イスラエルの王に選ばれました。

彼は八人兄弟の末っ子として生まれ血色が良い顔で、

目が美しく、姿も立派だったと言われています。

さて、やがて王となったダビデは、

ある日人妻を気に入りその人を王宮に召し入れました。

その結果彼女は身ごもってしまったのです。
ダビデは彼女の夫ウリヤを戦場の先頭に立たせ、

彼が死ぬようにせよと家来に命じました。

そして彼は死に、妻バテシェバをダビデの妻として

自分の家に迎えたのです。

しかし、「ダビデの行いは神の御心をそこなった。」

と書かれています。

神は預言者ナタンをダビデのもとに遣わし、

たとえ話を使って彼の罪を暴露しました。
神はダビデのしたことをすべてご存知でした。

そして神がどんなに彼を愛し、一介の羊飼いから王に選び、

あらゆるものを与えたのにまだ足りないと言うのかと怒りを表し、
ダビデは神に罰せられました。

ダビデは自分の悪を認め、悔い改めたので神は彼を祝福したので

彼はイスラエルの偉大な王となりました。

そしてダビデ王の子孫であるヨセフは妻マリアと結婚し、

イエス・キリストがこのマリアから生まれたのです。

なんと言う祝福でしょう。

本来であれば、ダビデは殺人を犯したのですから

赦されない罪を犯したのです。
神は愛の神であるが、裁きの神でもあるのです。

しかし神は彼の罪を赦しました。

なぜでしょう。

それは彼が心からその罪を悔い改めたからです。
神に喜ばれるのは砕かれた悔いた心なのです。

あなたはこのブログを読まれてどんな感想を持たれたでしょうか。
神は全知全能の神です。

あなたのことをすべてご存知です。

いくらあなたが過去の過ちや悪い行いを忘れようと

自分の心の中にひた隠しにしていたとしても、

その事実は決して消え去るものではありません。

もしあなたがそのような黒い塊のようなものによって

明るい人生を歩めていないなら、一つだけ解決の道があります。

最高のカウンセラー、または弁護人がいるのです。

その方こそイエス・キリストです。

この方が今日あなたを呼んでおられます。

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、

わたしのところに来なさい。

わたしがあなたがたを休ませてあげます。」

マタイ福音書１１：２８