聖書【3】 思い煩い
私は何歳ぐらいからか忘れたけれど、
何でも思い煩うことが多かったように思います。
たとえば歯医者に行くだけでも思い煩って、
あれやこれや考えて友達に相談して
詳しく聞いてやっと行く事が出来たように憶えてます。
少しお腹が痛くなると友達が手術したあの怖い盲腸ではないかと思い煩らったり、
学校で急に仲良しが冷たくなった感じがしてあれこれ悩んでみたり、
せっかく親が車で遊びに連れて行ってくれると言っても、
事故にあって家族皆んなで死んでしまったらどうしようと不安になったりしました。
聖書にはこんな言葉があります。
「あなた方の思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。
神があなたがたのことをを心配してくださるからです。」Iペテロ5:7
「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、
あなた方の願い事を神に知っていただきなさい。
そうすれば、すべての理解を超えた神の平安があなた方の心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」ピリピ4:6・7
私はこの言葉に出会ってから、思い煩う事は随分なくなったように思います。
もちろん「思い悩む」ことは人生にはたくさんあります。
でも悩む事は生きていく上で必要なことであり悩む事によって道が開かれ前向きになれます。
しかし「思い煩う」事は、「煩う」のだから、悩み、苦しみ、不安、恐れに呑み込まれてしまい病的になり自分を見失う事でしょう。
それだから、聖書はキッパリ思い煩うことをやめなさいと勧めています。
同じく聖書には「陽気な心は健康を良くし、陰気な心は骨を枯らす」とあります。
心の持ち用が肉体に影響するという事でしょう。
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