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ハレルヤ・ライフ-Hallelujah Life-

クロはマックロー

クロが我が家の家猫になって1年になる。

それまでは近所の優しいおじさんが、
外で野放しで何匹も猫を世話をしていた。

今もそうなのだが、クロはてっきりその人が
世話をしていた猫だとずっと思っていた。

しかし少し前に、近所のおばさんが言うには、
クロは近くで洋服のアイロン掛けをしていたYさんが、
突然やむを得ない理由でこの地を去る際に捨てられた猫だと言うのだ。

そう言われれば、合点が行くことがある。

クロとの出会いの日、私は自宅から少し離れた所に駐車場を借りていた。
いつも通り車を置いて家に向かって歩いていた。

すると、向こうから痩せこけたフラフラ歩きの真っ黒い猫が
私の方に向かって歩いてきたのだ。

そして嫌に人懐っこく足に絡んでくるではないか。
私は猫は決して嫌いではないが、昔っから飼うなら犬だ!
と思っているので、猫を飼うつもりは頭の片隅にも無かった。

そうだったのか!クロは突然飼い主に捨てられのか。
通りで人の言葉が理解できるのが不思議だった。

1年クロと家の中で生活してつくづく思うことは、
この猫は人間の言葉がよ〜くわかっていると言うことだ。

クロ!と呼びかけると、私の顔をキラッと見上げて目を合わせ、
私の言うことを聞くのだ。

私が2階に行こうとすると、階段の隅をタタタッと登って私を追い越して、
踊り場でゴロリとお腹を出して私に撫でてもらおうとする。

私が下に降りようとして“クロ、1階に行くよ”と言えば
私を追い越して絶対に転けないでタタタッと私より早く1階に行く。

こっちにおいで!と言えば来るし、こっちにくればだめ!
と言えば“キュルル”という声を出して向こうにササっと行くのだ。
この子はもしかして天才かい?

最後に、朝私が起きて2階から下に行こうとすると、
途中の部屋で着替えをして降りるのだが、その気配を悟ってか、
1階からサッと来て私が戸を開けるのを待って手を揃えて座っている。

まるで朝の挨拶をするのを待っていたかのようなのだ。
これが拾われた命の恩人に対する彼女なりの流儀なのかも知れない。

忠犬ハチ公は有名だが、忠猫はあまり聞いたことがない。

実際、娘のハンナはツンデレ猫の代表みたいな猫で、
母親の爪の垢でも煎じて飲ませたいなと思うほど全く違う。

だから今では犬とも違う猫の可愛さに夫婦して虜にされている。
2匹の猫との家族生活が若い時の子育てをしていた時のようで実に楽しい。

すべての生き物を創造された神様、特に愛玩動物を
人間に与えてくださったことを感謝致します。

どれほど多くの人々がこれらペットたちに慰められ、
励まされ、癒されているかわかりません。

創造主を誉め称えます。





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