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ハレルヤ・ライフ-Hallelujah Life-

私の、音楽との出会いII

ようこそ、ハレルヤライフブログへ

高校3年生の秋、もう一つの衝撃的なクラッシック音楽との出会いがありました。

場所は映画館です。その映画の題名は確か「チャイコフスキー」だったと思います。

映画の最初にピアノ協奏曲第一番が大迫力で演奏が始まり、

初っ端から圧倒されました。

私の目には涙がこぼれ落ち、他の観客に見られないようにと

必死に涙と鼻水と嗚咽を我慢した記憶があります。

(その時代はまだポケットティッシュなどという洒落たものはなかった)

映画のストーリーは殆ど記憶に無いですが、

まだ我が家には音響機器などなく、またクラッシックの

レパートリーの少ない私にとって決して忘れられない

衝撃的な1曲となりました。

勿論その時からチャイコフスキーは大好きな作曲家の一人となりました。

 

同時にその頃は、フォークソングが流行り始めた頃で、高校に入ったあたりに同級生

からだったか貰ったガットギターで、独学でギターコードを一応マスターし、夜な夜な

ポロンポロンと窓のない3畳の部屋でギターのレッスンを重ねていました。

そして、秋の学園祭で初めてステージで3曲ほど聴衆に向かって歌いました。

今思えば、若かったからこそ夢中になれた良い思い出です。

あ〜、あの頃に戻りたい!

話しは前後しますが中学校に入った頃のスターと言えば、

何と言っても加山雄三さんでしょう。

彼は男子・女子問わず絶大な人気でした。

私とは確か17歳も年上なので、

結構上の兄貴といった存在でした。

私は末っ子の長男、つまり上の4人がみんな女で、

5番目にやっと男の子でとても危険な?

配列で生まれたので両親の喜びは如何許りかと思うのですが、

実は最初に母のお腹に出来たのが男の子だったそうです。

(その子は残念ながら死産だったそうです)

私が大分大きくなってからその話を聞かされて、

どうして兄は死んじゃったんだ、今生きていたら

自分は親元を離れて、都会に行けたのに!と悔しい思いを

いつも心に抱いていました。

理想の兄は加山雄三さんでした。

恐らく私と同じ思いで加山雄三さんを

自分の理想の兄としてファンになられた、

たくさんの人がいたのではないかと思います。

ただ、私は自分で言うのもなんですが、

歌が少し上手かったので加山雄三さんのヒット曲は

私の得意とするレパートリーでした。

今でも歌えと言われれば練習なしで歌えますよ!(笑)

カラオケボックスが誕生したのもこの70年代初頭の話です。

続く・・・







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