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ハレルヤ・ライフ-Hallelujah Life-

白内障の手術を経験しました【2】

手術1ヶ月ぐらい前に眼科に来るように言われて行ったのですが、
手術の概要とか手術日3日前から
目薬を点眼するための訓練や注意事項を聞いて帰りました。

しかし、あまりに早く説明を受けたので
危うく点眼開始を逃すところでした。

手術3日前から1日4回、つまり朝・昼・夕方・寝る前に
3種類の目薬を点眼しなければなりません。
それがとても大変でした。
しょっちゅう時間を忘れるのです。

緊張の3日間が過ぎ、いよいよ手術当日。
朝8時前に病院についていなければならないので、
何時もより早い朝食を食べて病院に向かいました。
妻の運転で送迎されて。

その日は、病院は一日手術日で一般診療がないので
早朝の混雑は一切ありません。

その日は驚くことに12人が手術を受ける予定になっていました。
一人あたりの手術所要時間は15分から20分ほど。流れ作業で行われるようです。
高齢者の90%以上が白内障になる時代だそうな。
白内障にかかる人が高齢化とともに増えているのかも知れません。

まず、病室に入り、ベッドで手術着に着替えて、
しょっ中目薬を差すために看護師が入って来ました。
もしかしたら目薬ではなく麻酔かな?

私の向かいのベッドに入った80代と思しき男性が、
三日前から点眼しなければならなかったのに、
身の回りのお世話をする家族がいないのか、
どうやら点眼を怠っていたようで、
手術の準備ができていないと言う理由で家に返されてしまいました。
お気の毒にと思いながらその会話を聞いていました。

私の番が回って来たのは午前11時半ごろ、
そろそろ子腹が空いてきた頃に呼ばれました。

3年ほど前に簡単な内科の手術を受けたのが人生初の入院でした。
目を手術すると言うとほとんどの人が怖ろしいと言います。
確かに手術が失敗して失明する可能性もなくはないでしょう。
しかし、私には神がおられ、守られていると言う信仰があるので、全く恐れも不安もありませんでした。

手術する左目に何やらビニールシートのようなものが2重、3重に被せられ、
目の周りだけが空いているようでした。
まるで競馬の馬の目の周りにカバーが被せられたような状態で、
瞬きが一切できないようにどの方向からも目蓋を引っ張られているようでした。

麻酔液か?何度もシャーとかけられ、さあ開始。
目の真上に超眩しい光源が照らしてつい目を瞑ろうとしますが、
力及ばず手術終了まで開けっぱなしでした。

多分、超音波で水晶体の曇りを砕いていたと思われますが、
結構痛みがあり我慢し切れない感じでしたが、
我慢しているうちにあっさり終わってしまいました。

手術台から降りて出口に向かうと、もうそこには次の患者さんが立っていました。
ベッドに戻ると、点滴が始まりました。
12時を過ぎていたので妻が握ってくれたおにぎりを出して食べました。

同室の患者さんたちの話を聞きながら、
私もそれとなく会話に入り込みました。

手術は痛かったかどうか尋ねると、
痛かったと言う人と痛くなかったと言う人が半々でした。

三日後に眼帯を外すために検査のために病院に行きましたが、
同じ手術を受けた方の見え具合を聞いたら、
手術の時痛かった人は見えるようになったと言い、
痛くなかった人はほとんど変わらないと言っていました。
同様に私も手術中とても痛かったが術後結構見えるようになっていました。

手術中、痛い人が視力が回復するかどうかは定かではありません。
たまたまそうだったのかも知れません。
しかし、せっかく高額な手術費を払い、
時間も取られたのにほとんど以前と変わらないのではやった意味がありません。

検査が終わって妻の迎えの車を待つ間、外の駐車場に出て待つことにしました。
その日は青空に薄雲がかかって少し眩しいくらいの良い天気でした。

生垣の緑がとても美しく見えましたが、如何せん、手術した左目の方が右目より緑の色が濃いではありませんか。
どう言うこと?と思いましたが、今思えば、手術しない右目も若干濁っていて左目の方がクリアになった分、
色がきれいに見えるようになったのかなと推測します。

とにかく、今回の手術は2年ほど前からドクターに手術を勧められていましたが、
我慢し過ぎたかも知れないなと反省しています。もっと早く受けるべきでした。

視力が安定するには2ヶ月ほどかかるそうです。術後すでに視力が1.2に回復していましたから
両眼とも1.5になれば素晴らしいです。

目が見えない、耳が聞こえないなど、
生きていく上でこの二つはとても重要な器官です。

神様が造られた精巧な目、感謝しつつ大切に使いたいものです。





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