慎むべき事
「幸いなことよ。悪者のはかりごとに歩まず、あざける者の座に着かなかったその人、」詩篇1:1
祝福された人の生き方を見てみましょう。
1.「悪者のはかりごとに歩まず」
一般に悪者とは犯罪者の事ですが、聖書の言う悪者とは、
神を認めず、信じないで人間中心の生活をしている人のことです。
アダムもエバも何か凶悪な事をしたからエデンの園を追われたわけではありません。
ただ神様が取ってはならないと言われた木の実を食べたからです。
この行為は、神の権威と統治を認めないで、
人間の手段、方法、考えによって生きて行こうとした自我の主張だったのです。
これが人間中心主義(人本主義)なのです。
2.「罪人の道に立たず」とあります。
罪とは、ギリシャ語で、「ハマルティヤ」と言い、「的外れ」という意味です。
罪人の道に立つとは、常にこの様な状態にある事を指します。
3.「あざける者の座に着かなかったその人」とは、
「神はどこにいるのか?私こそ神である」とうそぶき、神をあざ笑う人のことです。
私たちはこのような生き方から離れて、神様に祝福された幸いな者にならなければなりません。
今週も御言葉を読んでくださった方、ありがとうございました。