カテゴリー:日々の出来事
昔、社会の授業で「核の抑止力」ということを教えられました。アメリカとソ連(今のロシア)が対立していた頃です。「もし戦争が起こったら、片方が核のボタンを押すと、即相手側も押す。そうなると核戦争になり、人類は破滅する。だ…
この冬は寒波が何度も襲来して雪も多く降って本当に寒く辛い冬だったように思います。我が家の石油ストーブは古いけど何度かメンテナンスしながらも、この冬も頑張って部屋を暖めてくれました。昔の私の記憶では、幼い頃の暖房といえ…
メンズショップを退職した私は、自衛隊から採用通知が届くまで実家に帰り、郵便物が届くのを今か今かと待っていた。何もすることがないので、入隊に備えて基礎体力を付けねばと、自己流で運動を始めた。まず、陸上自衛隊は走れなけれ…
今年はあの大きな被害をもたらした東日本大震災から十年目です。あの日、当地も揺れは大きく長かったけれど、被害はあまり無く停電が三日続いたぐらいで済みました。私は、それより大きな地震を今から五十年ほど前、中学三年生の時経験し…
始めて私が聖書という本を読んだのは、21歳の時だったろうか。 母が隣家のおばさんに「うちで聖書の勉強会やるから是非どうぞ」と言われて、困った母が「あんた行って」と私に振ったのだ。クリスチャンとか牧師とかってどんな人達なん…
人生初の退職、そして職探しへ。3年間の青森市での生活は大雪との戦いで恐ろしく辛くもあったが、それを人々の暖かさと言うのか疑問だが、平気で人とのバウンダリーを軽く超えて来ようとする津軽人の行動はちょっと理解できなかった。…
姑は16年前に86歳で、実家の母は2年前に93歳で、それぞれ召された。どちらもほとんど認知症になる事もなく、介護に手がかかる事もなく穏やかに最期を迎えた。それは本当に私にとっても家族にとってもありがたいことだった。…
私がはじめて公然わいせつ者に遭遇したのは、専門学校生のころだ。学校の活動で帰りが遅くなり寮に戻る為に皆んなで夜道を歩いていた時だ。誰かがキャーッと叫んだ、ハッと前をみると、少し離れた小高い丘の上に何やら奇妙な格好…
新店舗の店長になったのは22歳の時。若い!(人材不足)その頃から全国展開の黒船、大型紳士服店が青森県にも進出して来たためである。毎年、給料は1万円以上上がっていたのにだんだん昇給の額が減り始め、ボーナスも目に…
S47年4月5日。季節外れの雪が舞う新天地。学生生活の甘ったるい生活から容赦なく社会という全く新しい環境に引き込まれてしまった。まるでもらわれてきた猫や犬のように私は不安と恐れにおののいていた。18年住み慣れた我…